クライアントは、基本的にブラウザ + Flashなので、簡単に利用できる。
機能としては、音声+映像の通信はもちろんのこと、デスクトップ共有や、画面上でドキュメントの内容を共有したりできる。
後、会議の内容を動画として保存したりもできる。
openmeetings自体は、これまたOSSのFlashストリーミングサーバーのRed5上で動く。
実際動かしてみると、こんなのがOSSなのか、と思うぐらいすごい。
が、動かしてみるまでが大変。
公式なサイトも、GoogleCodeのページのページぐらいしか見当たらず。
ドキュメントもあんまりなし。
このあたりは、とってもOSSっぽい。
ということで、インストール方法のメモ。
前提環境 : Windows2003ServerR2
(1)インストールが必要なもの
①JRE(必須) バージョン:6 update 18
このあたりから落としてインストール
②Red5(必須) バージョン:0.9.1 final
ここからWindows版を落としてイントール
③openmeeting(必須) バージョン:1_1_r3087
ここからopenmeetings_1_1_r3087.zipを落として、解凍
⇒webapps\openmeetingsを②のred5\webapps\以下にばっさりコピー
④MySQL(必須) バージョン:5.1.44
このあたりからダウンロードしてインストール。
インストール後、my.iniの以下の部分を書き換えて、サーバーのデフォルトの文字コードをUTF-8に変更しておく。
⑤OpenOffice.org(ファイル共有で必要) バージョン:3.2(JREなし)
ここから落として、とりえあず、普通にインストール
⑥ImageMagic(ファイル共有?で必要) バージョン:6.6.0-6-Q16-windows-dll
ここから落としてインストール
⑦SWF Tools(ファイル共有で必要) バージョン:0.9.0
ここから落としてインストール
⑧GhostScript(ファイル共有で必要) バージョン:871w32full-gpl
ここから落としてインストール
⑨Sox(会議の録画で必要) バージョン:14.3.0
ここから落としてインストール(インストーラーがないので、C:\Program Files\の下にでも解凍)
⑩ffmpeg(会議の録画で必要) バージョン:22137
ここ(直リンク)から落としてインストール(インストーラーがないので、C:\Program Files\の下にでも解凍)
で、次。
(2)各種設定
①MySQLの設定
my.iniでデフォルトのエンコードをUTF-8に変更
# The default character set that will be used when a new schema or table is # created and no character set is defined default-character-set=utf8②DBの作成
openmeetingsという名前でDBを作成
mysql -u root -pXXXX create database openmeetings default character set utf8;③openmeetingsのDB接続先の設定
Red5\webapps\openmeetings\conf\mysql_hibernate.cfg.xml を 同じ場所で hibernate.cfg.xml にリネームして以下の場所を変更
<property name="connection.username">root</property> <property name="connection.password">XXXX</property>④OpenOfficeをListenモードで起動
"C:\Program Files\OpenOffice.org 3\program\soffice.exe" -headless -accept="socket,host=127.0.0.1,port=8100;urp;StarOffice.ServiceManager"⑤Red5の起動
Red5\Red5.bat をダブルクリックして、Red5を起動
⑥openmeetingsのインストール
インストール画面にアクセスして、openmeetingsのインストールを行う。
URL : http://[Server]:[Port]/openmeetings/installインストール画面で設定すべき項目は、次の通り。
- UserData (管理者情報)
- Organisation(Domains) (組織名)
- SMTP-Server
- SMTP-Server Port
- Default Language
- SWFTools Path (インストールパスを指定)
- ImageMagick Path(インストールパスを指定)
- FFMPEG Path(インストールパスを指定)
- Sox Path(インストールパスを指定)
インストールが完了すれば、以下のURLでアクセスすることができる。
URL : http://[Server]:[Port]/openmeetings
以上で終わりです。
使い方などは別の機会に。。。。
こんにちは。
返信削除Blog拝見しました、
openmeetingsで検索してこちらに辿り着きました、
小生もopenmeetingsを導入したくていろいろとネッで構築ページを探していたところです、
Windowsでの構築は詳しく書いた処がなく導入に踏み切れないでいました、
貴殿のBlogを参考にこれから導入してみたいと思っております、
今後とも宜しくお願い致します。
nogiriya さん こんにちは。
返信削除ご丁寧にありがとうございます。
確かにWindowsでのインストール方法の情報が少なく、私も苦労しました。
オールインワンパッケージなどがあれば、楽なのですが。
このあたりもOSSらしいなぁと思います。
tenkoroさん こん***
返信削除あれから直ぐに貴殿の通りにインストールしまして上手く動かすことが出来ました、本当に有り難う御座いました、
貴殿がいなかったら多分できなかったと思います(感謝)、
まだエラーがあっちこっちにあるのですがなんとか動いています、
友人に頼んでネットから見えるかどうかモニターして戴きました、
でも使い方が判らなかったようでしたww,
これから不具合なところを直していきたいと思ってます、
なお、小生のサーバー環境はXAMPPを使って構築しました、
今後とも宜しく御願い致します。
http://nogiriya.com:5080/openmeetings/
openmeetings構築ページを作りました、
返信削除まだまだ判らないことばかりですが御指導願えれば幸いに存じます。
先ずは、インストール画面ですが毎回ここでつまずいて先に進めません、
ここを上手く乗り越えるには何か秘訣のようなものは有りませんでしょうか。
openmeetings構築
http://ankosan.jp/openmeetings_setup.html
ぁぁぁ。ごめんなさい、コメントを頂いているのにきづいてませんでした。(メール送信設定を忘れてました)
返信削除構築ページ、すごく細かく書かれてますね!
インストールエラーも解決されたみたいでよかったです。