2010年3月18日木曜日

openmeetingsを使ってみた。

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2010年3月17日水曜日

openmeetingsをインストールしてみた。

openmeetingsは、一言で言うと無料の会議ソフト。
クライアントは、基本的にブラウザ + Flashなので、簡単に利用できる。
機能としては、音声+映像の通信はもちろんのこと、デスクトップ共有や、画面上でドキュメントの内容を共有したりできる。
後、会議の内容を動画として保存したりもできる。

openmeetings自体は、これまたOSSのFlashストリーミングサーバーのRed5上で動く。
実際動かしてみると、こんなのがOSSなのか、と思うぐらいすごい。

が、動かしてみるまでが大変。
公式なサイトも、GoogleCodeのページのページぐらいしか見当たらず。
ドキュメントもあんまりなし。
このあたりは、とってもOSSっぽい。

ということで、インストール方法のメモ。

前提環境 : Windows2003ServerR2

(1)インストールが必要なもの
①JRE(必須) バージョン:6 update 18
 このあたりから落としてインストール
②Red5(必須) バージョン:0.9.1 final
 ここからWindows版を落としてイントール
③openmeeting(必須) バージョン:1_1_r3087
 ここからopenmeetings_1_1_r3087.zipを落として、解凍
  ⇒webapps\openmeetingsを②のred5\webapps\以下にばっさりコピー
④MySQL(必須) バージョン:5.1.44
 このあたりからダウンロードしてインストール。
 インストール後、my.iniの以下の部分を書き換えて、サーバーのデフォルトの文字コードをUTF-8に変更しておく。
⑤OpenOffice.org(ファイル共有で必要) バージョン:3.2(JREなし)
 ここから落として、とりえあず、普通にインストール
⑥ImageMagic(ファイル共有?で必要) バージョン:6.6.0-6-Q16-windows-dll
 ここから落としてインストール
⑦SWF Tools(ファイル共有で必要) バージョン:0.9.0
 ここから落としてインストール
⑧GhostScript(ファイル共有で必要) バージョン:871w32full-gpl
 ここから落としてインストール
⑨Sox(会議の録画で必要) バージョン:14.3.0
 ここから落としてインストール(インストーラーがないので、C:\Program Files\の下にでも解凍)
⑩ffmpeg(会議の録画で必要) バージョン:22137
 ここ(直リンク)から落としてインストール(インストーラーがないので、C:\Program Files\の下にでも解凍)

で、次。
(2)各種設定
①MySQLの設定
 my.iniでデフォルトのエンコードをUTF-8に変更
# The default character set that will be used when a new schema or table is
# created and no character set is defined
default-character-set=utf8
②DBの作成
 openmeetingsという名前でDBを作成
mysql -u root -pXXXX
create database openmeetings default character set utf8;
③openmeetingsのDB接続先の設定
 Red5\webapps\openmeetings\conf\mysql_hibernate.cfg.xml を 同じ場所で hibernate.cfg.xml にリネームして以下の場所を変更
<property name="connection.username">root</property>
<property name="connection.password">XXXX</property>
④OpenOfficeをListenモードで起動
"C:\Program Files\OpenOffice.org 3\program\soffice.exe" -headless -accept="socket,host=127.0.0.1,port=8100;urp;StarOffice.ServiceManager"
⑤Red5の起動
 Red5\Red5.bat をダブルクリックして、Red5を起動

⑥openmeetingsのインストール
 インストール画面にアクセスして、openmeetingsのインストールを行う。
URL : http://[Server]:[Port]/openmeetings/install
 インストール画面で設定すべき項目は、次の通り。
  • UserData (管理者情報)
  • Organisation(Domains) (組織名)
  • SMTP-Server
  • SMTP-Server Port
  • Default Language
  • SWFTools Path (インストールパスを指定)
  • ImageMagick Path(インストールパスを指定)
  • FFMPEG Path(インストールパスを指定)
  • Sox Path(インストールパスを指定)
 最後にinstallボタンを押して、しばらく待てばインストール完了。
 インストールが完了すれば、以下のURLでアクセスすることができる。
URL : http://[Server]:[Port]/openmeetings

以上で終わりです。
使い方などは別の機会に。。。。